著者の言葉
海外の大学では、「日本学科」(Japanese Studies)という専門は約60年前から定着しています。国内の大学でも、「国際日本学」等のコースが20年程前から増えてきました。しかし、こういった授業では、文化的ステレオタイプが溢れた「日本」のことを強調することが多いのです。このハンドブックでは、そういった固定的・本質的な「日本」を解体しながら、「日本」について教える方法を紹介しています。千葉大で生まれた「クリティカル日本学」の世界編です!
(国際学術研究院准教授・Ioannis Gaitanidis)