
著者の言葉
「中央ユーラシア」とは、ユーラシア大陸中央部の広大で多様な人びとの暮らす地域です。ロシア(の大半)や中央アジアなどが含まれます。テュルク諸語を話す諸民族が多く、イスラームを信仰する人びとがめだちます。本書は、19世紀末から現在にいたる中央ユーラシアの女性や結婚、家庭・家族にアプローチする、歴史学者と人類学者の共同研究です。ロシア帝国とオスマン帝国の間の男女の知識人の交流、現在のウズベク人の結婚披露宴の問題や、カザフ人が結婚を決めていくプロセスなどを扱っています。
「中央ユーラシア」とは、ユーラシア大陸中央部の広大で多様な人びとの暮らす地域です。ロシア(の大半)や中央アジアなどが含まれます。テュルク諸語を話す諸民族が多く、イスラームを信仰する人びとがめだちます。本書は、19世紀末から現在にいたる中央ユーラシアの女性や結婚、家庭・家族にアプローチする、歴史学者と人類学者の共同研究です。ロシア帝国とオスマン帝国の間の男女の知識人の交流、現在のウズベク人の結婚披露宴の問題や、カザフ人が結婚を決めていくプロセスなどを扱っています。