
著者の言葉
2020年より世界に拡大した新型コロナウィルスは、医療・公衆衛生分野にとどまらず、政治・法律・経済・環境・心理・文学などの人文社会分野を含む、多様な分野に大きな影響を与えました。私たちは2016年より、千葉大学リーディング研究育成プログラム・公正社会研究という枠組みで共同研究を進めてきましたが、この未曽有の事態を踏まえた人文社会分野における真摯な検討・応答が必要ではないかという観点から検討を進め、「今という時代をどう位置づけるのか」「そしてコロナ後の時代をどう構想していくべきか」「そのさい、「公正」という価値を深化・発展させるうえで必要なことは何か」を討議してきました。その成果が本書です。千葉大学の教員はもちろん、学際的な大学院の人文公共学府で最近博士号を取得した、気鋭の研究者の方々、海外の協力研究者の方々にも参加いただきました。総合大学である「千葉大学らしさ」が詰まった本として、特に千葉大学で学ぶ若い方々にお読みいただければと思います。
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教育・学修支援専門職のこれからを考える (千葉大学ALPSプログラム第10回シンポジウム) (ALPSブックレットシリーズ ; vol.10)
著者:杉谷 祐美子, 加藤 拓也, 金武 秀道, 坂本 智香, 伊勢崎 奈津子, 竹内 比呂也
出版年:2025年
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